「 投稿者アーカイブ:buddhism 」 一覧

第6話 真実(まこと)のいのち 多田孝圓(大阪府 圓乗寺)

お釈迦さまの前世、お生まれになる前ですが、ご修行される菩薩として、様々なお姿となって、生きとし生けるものを救われたというお話を集めた『ジャータカ』という物語があります。そのなかに、少年時代のお釈迦さま ...

時間は失ってしまったらそれで最後なのです

ある寝具メーカーの調査によりますと、多くの人が人生の三分の一は寝ている、という調査結果があるそうです。という事は一日の三分の一は八時間、一年の三分の一は二九二〇時間、人生八〇年と計算すると、その三分の ...

第5話 いのちは共に 多田孝圓(大阪府 圓乗寺)

今から44年前、22歳で亡くなられ、著書『若きいのちの日記』を書き残された大島みち子さんは、「人生長きがゆえに尊からず、人生深きがゆえに尊し」と言われました。まさに、いのちの願いを見いだされ、いのち輝 ...

たった一言で感謝の心や人に元気をあげられる

新年の挨拶と言いますと、私の家では一月一日に家族がそろって「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」と挨拶をします。この新年の挨拶には「無事に新年を迎えることが出来ました、今年一 ...

第4話 いのちの輝き 多田孝圓(大阪府 圓乗寺)

『死を看取る看護』の著者、石川左門という方の息子さんに、石川正一さんという人がおられました。この正一さんは、幼稚園のころに筋ジストロフィーという全身の筋肉が弱っていく病気にかかり、23歳の若さで亡くな ...

人みな、生分あり、天地これを授く

世界の人口がついに七〇億を超えました。このまま増え続けると、人類が滅亡する、と真剣に心配される方があります。食糧・エネルギーなどが間に合わなくなるというのです。(リンク先より) ・人みな、生分あり、天 ...

第3話 いのちの願い 多田孝圓(大阪府 圓乗寺)

お釈迦さまは、生あるものの生きる姿を「生・老・病・死」と言われました。生まれ、老いる、病、死ぬと書きます。それは私たちは人間として生まれ、歳を重ね老い、病の身となり、やがて死を迎えるということです。( ...

精進の日々を重ねて

永平寺の道元禅師は『海中に龍門という処があり、大波がゴウゴウと音を響かせている。その大波を魚が通り抜けると、龍に変わる。海中には特別な違いはない。魚のウロコも体もそのままであるが、必ず龍になるのだ。』 ...

第2話 死すべきいのち 多田孝圓(大阪府 圓乗寺)

これまでどれほどの食べ物をいただいてきたでしょうか。人間は自らがいただいているいのちを他に与えないで、全て他のいのちをもらっているのです。私たちは食前に合掌して、「いただきます」と言いますのは、「あな ...

人さまの悲しみ・苦しみに深い共感を

永平寺の道元禅師は「窮亀を見、病省を見しとき、彼が報謝を求めず、ただひとえに利行にもよおさるるなり」と示されました。言う心は、困っている人や病に苦しんでいる人を見たとき、その人から感謝されることを望む ...

第1話 いのちの私 多田孝圓(大阪府 圓乗寺)

只今は、真宗大谷派の本山東本願寺では、2011年、平成23年に、浄土真宗をひらかれた親鸞聖人の七百五十回御遠忌がつとまりますが、その記念事業として親鸞聖人の御木造である御真影が安置されています御影堂の ...

御先祖様に対する感謝の気持ちが「お陰様」

私達は日常の会話の中で、よく「お陰様」と言う言葉を使います。しかし、この「お陰様」の本当の意味を理解して使っている方は少ないような気がいたします。(リンク先より) ・御先祖様に対する感謝の気持ちが「お ...

第6話 汝 無量寿に帰れ 無量寿に帰って 無量寿を生きよ 池田理(兵庫県光照寺)

「汝無量寿に帰れ無量寿に帰って無量寿を生きよ」 この言葉は、以前、東本願寺の学校・大谷専修学院の院長であった信國淳先生からお聞きしました。「無量寿」とは仏さまの名です。「量ることのできない、いのちその ...

穏やかな心でその日を『好日』として

今年も一年お元気でお過ごしになり良かったですねと尋ねると、「はい、おかげさまで一日一日を健康無事に過ごすことが出来ました。寂しいことや嫌なこともありましたが、明日にはまた嬉しいことがあると願い、日々の ...

第5話 苦しみ悲しみ自体の持つ意味、そのいのち 池田理(兵庫県光照寺)

Aさんのお宅に初めて月参りに行ったとき、仏壇の横に、まだ新しい骨箱が三つ置かれてあったので、二度目にお参りしたときお尋ねしましたところ、「子どもたちのです」ということでした。(リンク先より) ・第5話 ...

少しでも少欲に心掛けて

「おとうさん、会いに来たよ…。なんぼ呼んでも返事しないんだから。」 私のお寺のお檀家さんで、寺参りに来られる度に必ずこう言って、お亡くなりになられたご主人のお墓に話しかけるご婦人がおられます。(リンク ...

第4話 いのちは誰のものか 池田理(兵庫県光照寺)

私が住職となってすぐにであった、ある出来事についてお話します。それは、Sさんご夫婦の娘さんが、まだ幼い我が子を残して、自身のいのちを絶ってしまったという、悲しい出来事でした。(リンク先より) ・第4話 ...

その教えを信じ心を安らかにすること

今月の八日は、お釈迦様がお悟りを開かれて仏様になられた日であり、各お寺ではそのお徳を讃え報恩感謝の心をこめた「成道会」という法要を行います。「成道」とは「道を成す」と書き、道を得て仏と成る、という意味 ...

第3話 教えのいのち 池田理(兵庫県光照寺)

突然、奥さんを交通事故で亡くされたKさんから、葬儀をお願いされて、執り行わせていただいた時のことでした。奥さんは、自宅のあるマンションの入り口手前で、大型のバイクに撥ねられ、ほとんど即死状態だったそう ...

我々には幸せが海のように集まってくる

先日、あるお檀家さんの家にお伺いしたとき、小さなお孫さんが得意気に話しかけてきました。 「ねぇ知ってる?『親』っていう字は、木の上に立って見るって書くんだよ。」(リンク先より) ・我々には幸せが海のよ ...

第2話 『自分』に閉ざされたいのち 池田理(兵庫県光照寺)

真宗大谷派の『同朋新聞』で知った、斉藤勇輝という方のことです。お父さんを自殺によって失った彼は、同じ苦しみ、悲しみを体験した人たちと共に『自殺って言えなかった』と題する本を出されました。(リンク先より ...

頑固にいきましょう!

最近「頑固な人」が気になります。 頑固な人ってどんな人なのでしょうか? 言い出したら聞かない人、これは困った人。人と合わせられない人、これは我が儘な人。自分の意見を曲げない人、ある意味そうですね。(リ ...

証書や手続きを抜きにしての繋がり

この世の中、お金を借りるにせよ就職においてもきびしい誓約書に署名捺印しなければならないし、学習を目的にする学校の入学においてさえも、そうした手続きをすることが必須条件とされている。(リンク先より) ・ ...

第1話 生きていてよかったといえる人生 池田理(兵庫県光照寺)

蓑輪氏は、若い時に結核に罹り、その人生を終わろうとしていた時、特効薬、ペニシリンが開発され、お父さんがそれを苦労して手に入れてくれたお蔭で助かったそうです。そういう体験をしてから「人間は、何のために生 ...

一回限りの人生を誰もが生きている

今年6月、私のお寺に男の子が産まれました。 産まれた瞬間、か細い声でおぎゃーおぎゃーと泣き、一生懸命に呼吸をして生きようとするその姿をみたとき、改めて命の尊さを感じました。(リンク先より) ・一回限り ...

第6話 今、いのちがあなたを生きている 渡邊浩昌(三重県西願寺)

東本願寺では『同朋新聞』という機関紙を毎月発行しております。今年の3月号、4月号には元アメリカ海兵隊員のアレン・ネルソンさんについての記事やら対談が掲載されていました。彼は1947年ニューヨークのスラ ...

見えないものの有ること難しのおかげ

首都圏の駅などでは節電で止まっていたエスカレーターが動き、昼間消していた照明がつき始めたようです。震災後、東京へ行くと空港や駅は暗く、止まったエスカレーターを横目に見ながら、荷物を持って階段を上り下り ...

第5話 宗教生活の回復 渡邊浩昌(三重県西願寺)

一人のおばあさんが取り出しておられるものはご本尊、阿弥陀如来像です。私たちの地域では軸にした絵像のご本尊がほとんどですが、そこのお家は木像のご本尊でした。それを大切そうに抱きかかえておられました。もう ...

今の命のつながり

お寺に若い御夫婦がお参りに来られました。お母さんの腕には小さな赤ちゃんが優しく抱かれていて、お父さんの手には、三才になる女の子の手がしっかりと握られていました。(リンク先より) ・今の命のつながり

~おかげさまで~ 悪いことがあると ひとのせいにするが、良かった時も 人のせいにしよう

さて、プロ野球の元監督、野村克也さんの著書『野村ノート』の冒頭に、このようなことが書かれています。  ~おかげさまで~ 夏がくると冬がいいという、冬になると夏がいいという 太ると痩(や)せたいという、 ...

安穏な社会にしたい

中小企業が廃業したり、倒産する案件が増えているようです。ラジオのCMでも、「買い叩いてはいけない、全ての懸命な汗に、適正な対価を!」と言っていました。(リンク先より) ・安穏な社会にしたい

≪お釈迦さまの一生≫

釈迦は、自身が得た真理があまりにも深遠微妙で、特別に堅い人意外はきっと理解できないだろう、たとえ説明したとしても無駄骨だろうと思い、この真理を自分の胸だけに秘めておこうとしました。(リンク先より) ・ ...



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