絵画、彫刻、陶芸、書道、写真などで表現する芸術家。血液型はO型。1930年(昭和5年)から1940年(昭和15年)までフランスで過ごす。抽象美術運動やシュルレアリスム運動とも接触した。代表作は『傷ましき腕』、『重工業』、『明日の神話』、『マミ会館』、『太陽の塔』、ほか多数。
岡本太郎は「作品を一人で独占するなんて不潔だ」と芸術作品を誰かが所有することを否定し、生涯にわたって自作を個人に売ることはなかった。そこに行けば誰でも平等に無料で楽しめる作品を目指し、壁画やストリートのオブジェを制作し続けた。
岡本太郎の墓には一周忌に『午後の日』が墓碑として建てられた。多磨霊園16区1種17側3番。
語録
「芸術は爆発だ!」
「なんだこれは」
「俺は生け贄だ。瞬間瞬間に傷つき、血を噴出しながらも雄々しく生きる。芸術家は生け贄なんだ」
「絵画の石器時代は終わった」
「(芸術は)うまくあってはならない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない」(著書『今日の芸術』)
「職業は人間」
「爆発は今も続いている」
生誕 1911年(明治44年)2月26日
命日 1996年(平成8年)1月7日
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