チューラパンタカはお釈迦様の弟子です。音写で周利槃陀伽、周利槃陀迦、周利槃特などがあり、略して、修利、周陀、周梨、槃特、注荼、半託迦などがある。意訳して、小道路、路辺生とも呼ばれます。
お釈迦様の弟子になったのは兄・マハーパンタカの勧めからでしたが、4か月を経ても何も記憶できず、見かねた兄は在家に戻そうとしました。お釈迦様はこれを知って、チューラパンタカに1枚の布を与え、「塵を除く、垢を除く」と唱えさせ、拭き掃除を任せました。チューラパンタカはそれにより、落とすべき汚れとは、貪、瞋 、痴という心の汚れだと悟り、すべての煩悩を滅し、阿羅漢果を得たとされます。
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