六道とは、衆生が業(意志にもとづく生活行為)によって生死を繰り返す、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上の六つの世界、あるいは境涯、生存状態のことです。迷いの世界、流転の場所、六趣、六界ともいいます。また、六道よりも古い時代、修羅を地獄におさめる五道(ごどう)の考え方もありました。
①天道(てんどう、天上道、天界道とも)
②人間道(にんげんどう)
③修羅道(しゅらどう)
④畜生道(ちくしょうどう)
⑤餓鬼道(がきどう)
⑥地獄道(じごくどう)
梵語(サンスクリット語) ṣaḍgati
巴語(パーリ語) chagati
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