2026-01-15

仏教を学ぶ

十一面観音菩薩(じゅういちめんかんのんぼさつ)

十一面観音菩薩は、十一面観音、十一面観世音などとも呼ばれます。サンスクリット(梵語)では、エーカダシャ・ムカ・アヴァローキテーシュヴァラ・ボーディサットヴァといい、本体の顔以外に10または11の顔を持つ菩薩です。人々の苦悩に応じて大慈悲を行ずるところから千変万化の相となる観世音菩薩の変化身(へんげしん)の1つであり、その他、姿の特徴としては、頭部正面・宝冠の前面に阿弥陀如来の化仏(けぶつ)を表します。右手は垂下し、左手は蓮華を生けた花瓶を持っている姿が多いようです。六観音の1つでも表されています。多くの顔をもつ多面の十一面観音菩薩は、頭上の11面のうち、最上部の仏面は仏果を表し、衆生の無明煩悩...
法要日記(供養/祈願/布薩)

意識と無意識についての考察

私が毎日行なっている供養では、すべての方々の生命に繋がる生きとし生けるものに対する行為です。供養依頼があれば、その対象の方を通して生きとし生けるものに対する供養も行なっています。何に対して供養するのかという興味は誰しも持つものと思われますが、意識もしくは、それに類するものを持って生きていた生命、あるいはそれに限定しない場合もありますが、そういう仮定の下、供養を行なっています。一般的に私たちは自分の意識を中心にして考え、自分の中に無意識の働きがあると思っています。私はこの世界自体、無意識が広がる空間だと思っています。私たちの身体も無意識の活動が中心で、意識が仕事しているのはその一部だと感じます。...