乳粥の作り方がインドマイトリの会の会報49号(2002年12月8日発行)に掲載されていましたので、許可を得てこちらでも紹介させていただきます。
中道に気づき、苦行を放棄したブッダが、村娘スジャータから供養を受けたのがこの乳粥でした。体力を取り戻したブッダはその後、悟りを得ることになります。
【材料】4人分
新米のインディカ米(日本米でも可)200㌘
牛乳1㍑・ギー(バターでも可)5㌘
干しぶどう20㌘・カルダモンホール4粒
ベイリーフ(ローリエ)3枚・砂糖200㌘
【作り方】
①米を洗って、水気を切っておく
②鍋にギー(バター)を入れて、米を5分ほど炒める
③牛乳、干しぶどう、カルダモン、ベイリーフを入れ、弱火で約20分、かき混ぜながら煮る
④砂糖を加え、中火でさらに10分かき混ぜながら煮る
⑤火を止めて出来上がり
インドのお正月(旧暦のお正月なので3月~4月頃)に食べるもので、ヒンドゥの祭などで必ず作られるデザートで、ヒンディ語でパエイ、キール、またはライスプディングともよばれます。
日本でもお正月に七草粥を食べますね。
インドと日本、共通の文化がいくつもあります。
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