お釈迦様がルンビニで誕生

投稿日:0100年4月8日 更新日:

紀元前565年4月8日(ネパール・インド)
仏教の開祖、お釈迦様(ゴータマ・シッダールタ)がルンビニで誕生する。(463年誕生説など諸説あり。ここでは565年誕生説に基づいて以降の出来事を記述しています。)

ある日、釈迦族の王シュッドーダナ王(浄飯王)の后であるマヤ夫人は白い象が体内に入る夢を見てご懐妊されました。長い間子どもが生まれなかった二人はとても喜びました。産む日が近づいたマヤ夫人は、生まれ故郷で産む慣わし通りに釈迦族の都・カピラヴァストゥ城からマヤ夫人の故郷デーバダハ城へと旅に出ます。その途中、ルンビニで休息をとられたところ、アショーカ(無憂樹)という木に咲いている花が美しかったので、1本の枝に右手を掛けられた時、右の脇から男の子が産まれました。この男の子はシッダールタと名づけられ、後にブッダとなる釈迦族の王子でした。

ちなみに、右の脇から産まれたのでは、いくらブッダの伝承といっても変な感じがしますが、インドではブッダ誕生の以前から、四姓制度・カースト制度というものがあります。これは支配者からの厳しい差別制度で、細かく別れているのですが、大きく分けて、一番上にバラモン階級、二番目に貴族・武士の階級、三番目に一般の農工商の階級、一番下が奴隷階級があります。その階級制度の下、バラモン階級は頭から、貴族・武士の階級は脇から、一般の農工商の階級は太股から、一番下の奴隷階級は足首から、それぞれの赤ちゃんは産まれてくるのだと信じられていました。ブッダは王族階級出身だったことを示すために『脇の下から産まれた』という伝承になっていますが、ブッダ自身はそのようなことを言っていないと思いますし、四姓制度・差別階級・迷信にとらわれない教えを説いているのが仏教です。

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