自香とは、焼香をする際や線香を供える際に、自分が選んだ香(抹香や線香)を持参する、自分の香のことです。本来、抹香や線香は供えるために自分で用意する物でした。ただ、近年ではすでに会場に備えられた抹香や線香を利用する(借香)ことが多くなっています。
地域やご家庭によって違いがあると思いますが、法事などの法要の際、焼香のために香盆をまわすことがあります。自分の番に回ってきたらそのお盆の上などに小銭を置いて、焼香します。お賽銭のようなものと思っている方もいるようですが、それはお寺、もしくは、法要を主催する家の香を使わせてもらうことから、そのお礼の意味で出すものだと考えられます。
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