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バーラドヴァージャ青年

バーラドヴァージャ青年は『スッタニパータ【第3 大いなる章】9、ヴァーセッタ』内に登場するお釈迦様の弟子です。バラモンの家に生まれ、バラモンの師であるタールッカについて学び、ヴェーダの語句と文法とに精通していましたが、コーサラ国のイッチャーナンガラ村においてヴァーセッタ青年とのやりとりから、「生まれによってバラモンとなるのか、それとも行いによってバラモンになるのか」をお釈迦様に質問します。<< 戻る
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学生ウバシーヴァ

学生ウバシーヴァは『スッタニパータ【第5 彼岸にいたる道の章】7、学生ウバシーヴァの質問』内に登場するバーヴァリ・バラモンの弟子で、お釈迦様に質問します。<< 戻る
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牛飼いダニヤ

『スッタニパータ【第1 蛇の章】2、ダニヤ』に登場する。当時の牛飼いは一つの村に定住せず、雨期の4か月は高地に住み、その他の時期には草を追って遊牧する。ブッダの信者であるダニヤは雨期の始まる頃に、雨期を過ごす準備を済ませたため、「神よ、もしも雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」と、このように言う。<< 戻る
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サビヤ

サビヤは『スッタニパータ【第3 大いなる章】6、サビヤ』に登場するお釈迦様の弟子です。上記の章で遍歴の行者サビヤがお釈迦様に質問する様子が記されています。<< 戻る
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コーカーリヤ

コーカーリヤは『スッタニパータ【第3 大いなる章】10、コーカーリヤ』内に登場するお釈迦様の弟子です。ある時、お釈迦様が祇園精舎にいましたが、コーカーリヤは「サーリプッタとモッガラーナとは邪念があります。悪い欲求に捕らわれています。」と再三訴えました。それに対して再三「温良な性の人たちだから信じなさい」と諫められたものの、コーカーリヤは、サーリプッタおよびモッガラーナに対して敵意をいだいていたので、死んだ後、紅蓮地獄に生まれたことが記されています。<< 戻る
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学生ナンダ

学生ナンダは『スッタニパータ【第5 彼岸にいたる道の章】8、学生ナンダの質問』内に登場するバーヴァリ・バラモンの弟子で、お釈迦様に質問します。<< 戻る
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学生ポーサーラ

学生モーガラージャは『スッタニパータ【第5 彼岸にいたる道の章】15、学生ポーサーラの質問』内に登場するバーヴァリ・バラモンの弟子で、お釈迦様に質問します。<< 戻る
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プーラナ・カッサパ(不蘭那迦葉)

プーラナ・カッサパは『スッタニパータ【第3 大いなる章】6、サビヤ』に登場する仏教の側から見て異端だと見なされた六師外道の1人です。プーラナ・カッサパは、無道徳論、道徳否定論者で、善行も悪行もなく、善悪いずれの報いも存在しないと主張していました。<< 戻る
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ナーラカ

ナーラカは『スッタニパータ【第3 大いなる章】11、ナーラカ』内に登場するアシタ仙の甥にしてお釈迦様の弟子です。<< 戻る
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学生ヘ-マカ

学生ヘ-マカは『スッタニパータ【第5 彼岸にいたる道の章】9、学生ヘ-マカの質問』内に登場するバーヴァリ・バラモンの弟子で、お釈迦様に質問します。<< 戻る
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マッカリ・ゴーサーラ(末迦梨瞿舎利)

マッカリ・ゴーサーラは『スッタニパータ【第3 大いなる章】6、サビヤ』に登場する仏教の側から見て異端だと見なされた六師外道の1人です。マスカリン・ゴーサーラという記述もあります。マッカリ・ゴーサーラは、裸形托鉢教団アージーヴィカ教を主導した自由思想家、運命決定論、宿命論者で、自己の意志による行いはなく、一切はあらかじめ決定されており、定められた期間流転する定めであると主張していました。<< 戻る
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ミガーラ(弥伽羅/鹿子)

ミガーラは『スッタニパータ【第3 大いなる章】12、二種の観察』内に登場する鹿子母講堂の関連人物で、妻であるヴィサーカーと共にお釈迦様の在家信者です。<< 戻る
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学生トーデイヤ

学生トーデイヤは『スッタニパータ【第5 彼岸にいたる道の章】10、学生トーデイヤの質問』内に登場するバーヴァリ・バラモンの弟子で、お釈迦様に質問します。<< 戻る
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アジタ・ケーサカンバリ(阿耆多翅舎欽婆羅)

アジタ・ケーサカンバリは『スッタニパータ【第3 大いなる章】6、サビヤ』に登場する仏教の側から見て異端だと見なされた六師外道の1人です。アジタ・ケーサカンバリは、唯物論、感覚論、快楽主義者で、人は四大からなり、死ぬと散り何も残らない。善悪いずれの行いの報いもないとし、現世の快楽・享楽のみを主張していました。<< 戻る
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ヴィサーカー(毘舎佉)

ヴィサーカーは『スッタニパータ【第3 大いなる章】12、二種の観察』内に登場する鹿子母講堂の施主で、夫であるミガーラと共にお釈迦様の在家信者です。ミガーラと結婚した時に「我が母のようだ」と讃嘆されたことから、この夫人のことを「鹿子の母」「鹿子母」と呼ぶようになり、鹿子母講堂の名前になっています。<< 戻る
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学生カッパ

学生カッパは『スッタニパータ【第5 彼岸にいたる道の章】11、学生カッパの質問』内に登場するバーヴァリ・バラモンの弟子で、お釈迦様に質問します。<< 戻る
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パクダ・カッチャーヤナ(迦羅鳩馱迦旃延)

パクダ・カッチャーヤナは『スッタニパータ【第3 大いなる章】6、サビヤ』に登場する仏教の側から見て異端だと見なされた六師外道の1人です。パクダ・カッチャーヤナは、要素集合説者で、人は地・水・火・風の四元素と、苦・楽および命(霊魂)の7つの要素で構成され、それらは不変不動で相互の影響はないと主張していました。<< 戻る
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ティッサ・メッテイヤ

ティッサ・メッテイヤは『スッタニパータ【第4 八つの詩句の章】7、ティッサ・メッテイヤ』内に登場してお釈迦様に教えを乞う様子が記述されています。<< 戻る
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学生ジャトゥカンニン

学生ジャトゥカンニンは『スッタニパータ【第5 彼岸にいたる道の章】12、学生ジャトゥカンニン』内に登場するバーヴァリ・バラモンの弟子で、お釈迦様に質問します。<< 戻る
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サンジャヤ・ベーラッティプッタ(刪闍耶毘羅胝子)

サンジャヤ・ベーラッティプッタは『スッタニパータ【第3 大いなる章】6、サビヤ』に登場する仏教の側から見て異端だと見なされた六師外道の1人です。散若夷毘羅梨沸などと記述される場合もあります。マガダ国のラージャグリハを拠点としたサンジャヤ・ベーラッティプッタは、不可知論、懐疑論者で、真理をあるがままに認識し説明することは不可能であると主張していました。また、形而上学的な重要問題に対して確答せず、判断を留保・中止する態度をとりました。ある時、サンジャヤの高弟サーリプッタ(舎利弗)はお釈迦様の教えの真理に気づき、サンジャヤのもとを離れる前に、サンジャヤにも一緒に教えを乞いに行こうと誘いましたが断りま...
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パスーラ

パスーラは『スッタニパータ【第4 八つの詩句の章】8、パスーラ』内に登場してお釈迦様に論争を挑んだと思われる記述があります。<< 戻る
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学生バドラーヴダ

学生バドラーヴダは『スッタニパータ【第5 彼岸にいたる道の章】13、学生バドラーヴダ』内に登場するバーヴァリ・バラモンの弟子で、お釈迦様に質問します。<< 戻る
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ニガンタ・ナータプッタ(マハーヴィーラ/尼乾陀若提子/大勇)

ニガンタ・ナータプッタは、ジャイナ教の開祖でお釈迦様とほぼ同時代にマガダ国(摩訶陀国)周辺で活躍しました。『スッタニパータ【第3 大いなる章】6、サビヤ』に登場する仏教の側から見て異端だと見なされた六師外道の1人です。はじめはバラモン教の一派ニガンタ派で修行したため「ニガンタ」と称されていますが、修行期を経て従来のバラモンの教えに満足できずニガンタ派の教義からジャイナ教を確立し、以来「マハーヴィーラ」(偉大な勇者)の尊称でも知られています。また、ナータ族の出身であることからナータプッタ(ナータ族の子)と呼ばれました。ニガンタ・ナータプッタは、相対主義、苦行主義、要素実在説者で、霊魂は永遠不滅の...
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マーガンディヤ

マーガンディヤは『スッタニパータ【第4 八つの詩句の章】9、マーガンディヤ』内に登場してお釈迦様に反対意見をぶつけている記述があります。信奉者だけを登場させるわけではない点がリアルで、敵対する意見にどのようにお釈迦様が説いたかが分かります。<< 戻る
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学生ウダヤ

学生ウダヤは『スッタニパータ【第5 彼岸にいたる道の章】14、学生ウダヤの質問』内に登場するバーヴァリ・バラモンの弟子で、お釈迦様に質問します。<< 戻る
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結髪の行者ケーニヤ

結髪の行者ケーニヤは『スッタニパータ【第3 大いなる章】7、セーラ』に登場するお釈迦様の信者です。また、セーラ・バラモンのことも信奉していました。上記の章で結髪の行者ケーニヤがお釈迦様に食事を供養する様子が記されています。<< 戻る
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学生モーガラージャ

学生モーガラージャは『スッタニパータ【第5 彼岸にいたる道の章】16、学生モーガラージャの質問』内に登場するバーヴァリ・バラモンの弟子で、お釈迦様に質問します。<< 戻る
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セーラ・バラモン

セーラ・バラモンは『スッタニパータ【第3 大いなる章】7、セーラ』に登場するお釈迦様の弟子です。上記の章でセーラ・バラモンの信奉者である結髪の行者ケーニヤがお釈迦様に食事を供養する準備をしていたことを切っ掛けにお釈迦様の弟子になったことが記されています。<< 戻る
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学生ビンギヤ

学生ビンギヤは『スッタニパータ【第5 彼岸にいたる道の章】17、学生ビンギヤの質問』内に登場するバーヴァリ・バラモンの弟子で、お釈迦様に質問します。<< 戻る
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田を耕すバラモン・バーラドヴァージャ

田を耕すバラモン・バーラドヴァージャは『スッタニパータ【第1 蛇の章】4、田を耕すバーラドヴァージャ』に登場する。ブッダの弟子となり、悟りを得る。<< 戻る
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チャンキン・バラモン

チャンキン・バラモンは『スッタニパータ【第3 大いなる章】9、ヴァーセッタ』内でお釈迦様の生きていた時代、コーサラ国のイッチャーナンガラ村に住んでいる著名なバラモンとして紹介されています。<< 戻る
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バーヴァリ・バラモン

バーヴァリ・バラモンは『スッタニパータ【第5 彼岸にいたる道の章】1、序』内に登場してお釈迦様に自分の弟子たちを向かわせる記述があります。また、その【第5 彼岸にいたる道の章】にはバーヴァリ・バラモンの16人の弟子が登場します。・師は言われた、「彼の年齢は百二十歳である。彼の姓はバーヴァリである。彼の肢体には三つの特徴がある。彼は三ヴェーダの奥義に達している。」(1019偈)<< 戻る