2026-01-06

仏教を学ぶ

投薬(とうやく)

投薬とは、病気や症状に応じて薬を与えることで「患者に投薬する」というような使われ方をします。しかし、その語源が仏教によること、さらにはお釈迦様の涅槃に関することだと知っていますか?今回は、その詳細をまとめていこうと思います。お釈迦様は最後の旅の途中で病気になり、クシナガラの沙羅双樹の間に横になり、今まさに涅槃に入ろうとしていることをお釈迦様がルンビニで誕生して7日後に亡くなった生母・摩耶夫人が天界で知ります。摩耶夫人は、お釈迦様がもっと長く多くの人にその教えを説いてほしいとの願いから、長寿の薬を与えようと急いでその場所まで行き、お釈迦様が沙羅双樹の間に横になっている枕元を目がけて薬を投げました...
法要日記(供養/祈願/布薩)

教えの結晶

読経を行なうということは、お釈迦様の言葉を復唱することです。漢訳されたお経の多くは「如是我聞(にょぜがもん)」で始まります。その意味は、「お釈迦さまの教えをこのように私は聞きました。内容は~」という形式になっています。お釈迦様の時代には録画も録音も出来ませんでしたし、教えを文章で残す文化もありませんでした。その教えは弟子から弟子へ、口伝えに伝えられ、暗誦しやすいように詩の形式で揃えられるようにもなり、必ずしもお釈迦様の話した通りではないことは分かっています。それでも、お釈迦様の教えのエッセンスは詰まっていると感じます。2500年前に生きていたお釈迦様から伝え、伝えられ、動画もCDもない昔から私...