マハーナーマ

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マハーナーマ(摩訶男)- 釈迦族

マハーナーマ Mahānāma(巴) 摩訶男(まかなん) マハーナーマン Mahānāman(梵) 仏典には同名別人と考えられる人物がいくつか存在し混同されやすいです。マハーナーマは、釈迦族のドロノダーナ(斛飯王)、あるいはアムリトダーナ(甘露飯)のどちらかの太子で、兄弟にアニルッダ(阿那律)がいます。お釈迦様とは親類で従兄弟です。またお釈迦様が成道した後は在家の弟子になりました。ある日、パセーナディ王は釈迦族から妃を迎えたいと要請しました。断わった場合、釈迦族を攻めるつもりだったといわれます。釈迦族は他の民族とは婚姻しないという伝統があったともいわれ、その血筋の誇り高さから一計を案じ、マハー...
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マハーナーマ(摩訶摩男)

マハーナーマ Mahānāma(巴) 摩訶摩男(まかまなん)、マハーナーマン Mahānāman(梵)マハーナーマは、お釈迦様の成道より最初に教えを説いた五比丘の一人です。ただし、仏典には同名別人と考えられる人物がいくつか存在し混同されやすいです。お釈迦様が出家したのを知り五比丘で同行した、もしくは、出家しネーランジャラー(尼連禅河)の畔の山中で苦行する際、スッドーダナ王(浄飯王)の要請で五比丘で随行したと伝えられています。6年間の苦行をしたお釈迦様でしたが、このままでは悟りを得ることが出来ないと知り、苦行林を出てスジャータによる乳粥供養を受けました。マハーナーマたちはそれを見て、苦行に耐えら...