オッカーカ王(イクシュヴァーク王/甘蔗王)
オッカーカ王とは、インド古代の伝説的なアヨーディヤー王で、日種の祖であり、釈迦族の祖です。また、コーサラ国もこの王の末裔を自称しています。漢訳仏典では甘蔗王(かんしょおう)と呼ばれます。『リグ・ヴェーダ』にも登場する英雄王で、話しをするとその口からたいまつの光のような光線が射したとされています。・「むかしカピラヴァストゥの都から出て行った世界の指導者(ブッダ)がおられます。彼は甘蔗王の後裔であり、釈迦族の子で、世を照す。」(スッタニパータ【第5 彼岸にいたる道の章】1、序 991偈)梵語(サンスクリット語) इक्ष्वाकु Ikṣvāku イクシュヴァーク巴語(パーリ語) Okkāka オ...