「仏教を本気で学ぶ」 一覧

毘沙門天(びしゃもんてん)/多聞天(たもんてん)

  毘沙門天とは、須弥山(しゅみせん)の中腹に住み、帝釈天(たいしゃくてん)に仕え、夜叉(やしゃ)や羅刹(らせつ)といった眷属(けんぞく)を従えて北方を守護しています。妻は吉祥天女(きちじょ ...

大黒天(だいこくてん)

  大黒天とは、ヒンドゥーの神であるシヴァ神の化身の一つ、マハーカーラ(偉大な暗黒の神)が仏教に取り入れられたものです。名前のしめす通り真黒で、もともとは怒った姿をしていました。仏教では、仏 ...

馬頭観音菩薩(ばとうかんのんぼさつ)

  馬頭観音菩薩は、馬頭観音、馬頭観世音菩薩、馬頭明王などとも呼ばれます。サンスクリット(梵語)では、ハヤグリーヴァ・アヴァローキテーシュヴァラ・ボーディサットヴァといい、ハヤグリーヴァとは ...

准胝観音菩薩(じゅんていかんのんぼさつ)

  准胝観音菩薩は、准胝観音、准胝仏母、准胝観世音菩薩、天人丈夫観音などとも呼ばれます。準胝観音または準提観音とも書かかれまづ。サンスクリット(梵語)では、チュンディー・アヴァローキテーシュ ...

千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)

  千手観音菩薩は、十一面千手観音、千手千眼観音、十一面千手千眼観音、千手千臂観音などとも呼ばれます。サンスクリット(梵語)では、サハスラブジャ・アーリア・アヴァローキテーシュヴァラ・ボーデ ...

韋駄天(いだてん)

  韋駄天は、韋駄尊天などとも呼ばれ、インドでヒンドゥーの軍神であるスカンダが仏教に取り入れられて、仏法の護法神となり成立したと考えられています。中国に入って道教の韋将軍信仰と習合したことか ...

跋陀婆羅菩薩(ばっだばらぼさつ)

  跋陀婆羅菩薩はインドの言葉ではバドラパーラと呼ばれます。中国に入り漢字に音訳され跋陀婆羅菩薩となりました。この跋陀婆羅菩薩は『首楞厳経』(しゅりょうごんきょう)に記されている菩薩で、十六 ...

薬師如来像(やくしにょらいぞう)

  薬師如来、薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)について、このページでは主に造像さた仏像としての薬師如来像、薬師瑠璃光如来像について書きます。如来とは悟りを開いた仏の姿で、薬師如来は、 ...

大日如来(だいにちにょらい)

  大日如来について、このページでは主に造像さた仏像としての大日如来について書きます。もともとの梵名は「ヴァイローチャナ」または「マハーヴァイローチャナ」(諸説あり) といい、それを音写して ...

阿弥陀三尊(あみださんぞん)

  阿弥陀如来(仏)を中心に、左右の随身・両脇侍として菩薩を配した形式を阿弥陀三尊または弥陀三尊と呼びます。両脇侍には、向って左に阿弥陀如来の知恵の徳を表す勢至菩薩、向って右に阿弥陀如来の慈 ...

薬師三尊(やくしさんぞん)

  薬師如来を中心に、左右の脇侍(きようじ)として、向かって右に日光菩薩・向かって左に月光菩薩を配した形式を薬師三尊と呼びます。中尊である薬師如来を坐像、脇侍を立像とするのが一般的ですが、中 ...

三世仏(さんぜぶつ)

  三世仏、三世如来とも呼ばれます。過去・現在・未来の三世に対応した仏・如来を指します。代表的なものは上掲載画像のように向かって左から、阿弥陀仏・釈迦仏・弥勒仏を、それぞれ過去・現在・未来の ...

普賢菩薩(ふげんぼさつ)

  普賢菩薩とは、理性と慈悲や修行の徳をつかさどる大乗仏教の菩薩です。女人成仏を説く『妙法蓮華経普賢菩薩勧発品』に登場することから、女性の信仰を多く集めました。梵名をサマンタ・バドラといい、 ...

持地菩薩(じじぼさつ)

  持地菩薩は、梵語では、Dharaṇidhara(ダラニダラ)といい、大地を支え持つという意味を持った菩薩です。菩薩の姿は、如来のように出家者の姿ではなく、ブッダが出家をする前のインド貴族 ...

無尽意菩薩(むじんにぼさつ)

  無尽意菩薩は、梵語では、アクシャヤマティ・ボーディサットヴァといい、全ての衆生に満足を与え、尽きることのない智慧を持った菩薩です。菩薩の姿は、如来のように出家者の姿ではなく、ブッダが出家 ...

観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)

  観世音菩薩は、観音菩薩、観自在菩薩、観世自在菩薩などとも呼ばれます。サンスクリット(梵語)では、アヴァローキテーシュヴァラ・ボーディサットヴァといい、世間の出来事を自在に観察して、その苦 ...

釈迦如来像(しゃかにょらいぞう) 

  釈迦如来、釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)について、このページでは主に造像さた仏像としての釈迦如来像、釈迦牟尼仏像、釈迦仏像、釈迦像について書きます。如来とは悟りを開いた仏の姿で、釈迦如来像 ...

不空羂索観音菩薩(ふくうけんさくかんのんぼさつ)

  不空羂索観音菩薩は、不空羂索観音、不空羂索観世音菩薩などとも呼ばれ、読み方は「ふくうけんさく」「ふくうけんじゃく」の2通りあります。サンスクリット(梵語)では、アモーガ・パーシャ・アヴァ ...

文殊菩薩(もんじゅぼさつ)

  文殊菩薩とは、智慧をつかさどる大乗仏教の菩薩です。普通の人間でも三人あつまれば、よい考えを生むことが出来るという意味で「三人寄れば文殊の智慧」と一般にもよく使われています。梵名をマンジュ ...

漢讃(かんさん)

2020/09/20   -仏教を本気で学ぶ
 

  漢讃とは、仏教歌謡・声明の一種で、仏・菩薩の功徳や仏法をたたえ、祖師・先人の徳、経典・教義などに対して漢文(韻文)を使ってほめたたえる讃歌です。漢語讃。多くは梵讃の漢訳であることが多いよ ...

梵讃(ぼんさん)

2020/09/20   -仏教を本気で学ぶ
 

  梵讃とは、仏教歌謡・声明の一種で、仏・菩薩の功徳や仏法をたたえ、祖師・先人の徳、経典・教義などに対して漢字で音写されたサンスクリット語(梵語)を使ってほめたたえる讃歌です。梵語讃。 << ...

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九つの孔

2020/09/19   -仏教を本気で学ぶ
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九つの孔(あな)とは、両目の孔、両耳の孔、鼻の二つの孔、口、排泄の道、生殖の道のこと。 ・「またその九つの孔からは、常に不浄物が流れ出る。眼からは目やに、耳からは耳垢、」(スッタニパータ 197偈) ...

納経(のうきょう)

2020/09/18   -仏教を本気で学ぶ
 

  この世で何事もなく穏やかに生きられることや来世の幸福を祈願し、また故人の追善供養などのために、経典を写経して寺院や神社に納めることを納経といいます。また、その納めた経典のことを指します。 ...

写経(しゃきょう)

2020/09/18   -仏教を本気で学ぶ
 

  写経とは、筆・硯・墨・文鎮などを使って仏教経典を書写することです。また、その書写されてできた経典のことを指します。ただし、状況によっては、写経道具として筆ペンやえんぴつ、ボールペンを可と ...

曹洞宗系の3派

2020/09/18   -仏教を本気で学ぶ
 

  日本曹洞宗の開祖は道元禅師(1200~1253年)です。道元禅師自身は曹洞宗という名称を認めずに、お釈迦様より伝わった「正伝の仏法」を弟子に伝えているという立場でした。よって、後の弟子た ...

禅宗の流れ - 簡単な説明

  お釈迦様の説かれた教えを仏教といいますが、お釈迦様から正しく伝えられた教えを正法といいます。禅宗では、その正法は28代目の菩提達磨大師に受け継がれ、インドから中国に伝わりました。 菩提達 ...

梵唄(ぼんばい)

2020/09/18   -仏教を本気で学ぶ
 

  梵唄とは、黄檗宗で行われている歌のようなお経のことです。声明などとはまた違い、4拍子を基本とするリズムを刻みながら節の付いたお経を読んでいく、とても音楽的なお経です。法要では、鐘や太鼓な ...

学校や職場の掃除

2020/09/18   -仏教を本気で学ぶ

  学校や職場で 掃除をやらされている と 思うのは もったいない 進んでやれと いうのでもない きれいにすればいい というわけでもない 掃除をするとき やらされていると 感じていたら 掃除 ...

寺院・お寺

2020/09/18   -仏教を本気で学ぶ
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  寺院・お寺とは、仏教の活動拠点となる建物およびその所在する境内(けいだい)をいいます。精舎(しょうじゃ)、僧伽藍(そうぎゃらん)、伽藍(がらん))、仏刹(ぶっさつ)などとも呼ばれます。イ ...

蓮華(れんげ)

2020/09/17   -仏教を本気で学ぶ
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  蓮華とは、水生植物である蓮(はす)の花のことで、日本にも自生していました。沼地にしっかり根を張り、泥中でも養分を得て成長し開花することから、インドでは古くから神々の象徴として大切にされま ...

和讃(わさん)

2020/09/17   -仏教を本気で学ぶ
 

  和讃とは、仏教歌謡・声明の一種で、仏・菩薩の功徳や仏法をたたえ、祖師・先人の徳、経典・教義などに対して和語を使ってほめたたえる讃歌です。サンスクリット語を使ってほめたたえる「梵讃」、漢語 ...

吽(うん)

2020/09/17   -仏教を本気で学ぶ
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  吽とは、サンスクリットを表す悉曇(しったん)表記における書記素の最後の字、およびそれによって表される音です。密教では、全ての教法がこの一字に集約されていると説きます。悉曇では「阿」字は諸 ...



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