2026-01-05

仏教を学ぶ

納経(のうきょう)

この世で何事もなく穏やかに生きられることや来世の幸福を祈願し、また故人の追善供養などのために、経典を写経して寺院や神社に納めることを納経といいます。また、その納めた経典のことを指します。個人が寺院や神社に納経を行うようになったのは、平安時代末期(12世紀後半)ごろと考えられています。厳島神社の『平家納経』に代表されます。西国三十三所観音霊場巡礼や四国八十八ヵ所観音霊場遍路の際、写経や読誦(どくじゅ)を奉納するようになるなど、時代と共に簡略化していきました。<< 戻る
法要日記(供養/祈願/布薩)

法要を行なうということ

お経を読んでいると瞑想状態になります。読経も瞑想の一種なのかもしれません。腹式呼吸で深く息を吸い込み、大きな声でお経を読んでいるのは、息を長く吐いていることと同じです。読経しながら、木魚を打ち、大磬(だいけい)を鳴らし、お経の内容に沿って動作も加わるのですが、これを法要内で一人でも行ないます。複数人いる場合は分担して行うことが多いですが。毎日そのように一人で行なっていると、半自動的に読経しながら、木魚を打ち、大磬を鳴らし、そうしながら来客に合図を送るということも可能になっています。身体に法要が身につくのでしょう。しかし、半自動的に物事を行なえるということは良いことばかりではなくなります。それを...