中国唐代の禅僧。諡は慧照禅師。曹州南華県の出身。黄檗希運に就いて嗣法。弟子には 臨済義玄、裴休がいる。真定府臨済院。『臨済慧照禅師語録』
黄檗三打の機縁で大悟する。
・「慧照大師は、講経の家門をなげ捨てて、黄檗の門人となれり。黄檗の棒を喫すること三番、あはせて六十挂杖なり。大愚のところに参じて省悟せり。ちなみに鎭州臨済院に住せり。黄檗の心を究尽せずといへども、相承の仏法を臨済宗となづくべしといふ一句の道取なし、半句の道取なし。豎拳せず、拈払せず。」(「正法眼蔵」仏道)
生誕
命日 咸通8年1月10日(867年2月18日)または、咸通7年4月10日(866年5月27日)
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