久遠寺-山梨県南巨摩郡

寺院

久遠寺-山梨県南巨摩郡

・久遠寺 日蓮宗 山梨県南巨摩郡身延町身延3567身延山は甲斐の国波木井(はきい)郷を治める地頭の南部実長公(さねなが)公の領地でした。日蓮聖人は信者であった実長の招きにより、1274(文永11)年5月17日、身延山に入山し、同年6月17日より鷹取山(たかとりやま)のふもとの西谷に構えた草庵を住処としました。 このことにより、1274年5月17日を日蓮聖人身延入山の日、同年6月17日を身延山開闢(かいびゃく)の日としています。日蓮聖人は、これ以来足かけ9年の永きに渡り法華経の読誦(どくじゅ)と門弟たちの教導に終始し、1281(弘安4)年11月24日には旧庵を廃して本格的な堂宇を建築し、自ら「身...
仏教を学ぶ

日蓮聖人、身延山久遠寺を開山

文永11(1274)年2月14日付で赦免状が出され、3月8日佐渡に届きました。3月13日に佐渡を立ち、3月26日鎌倉に帰ります。5月17日、身延一帯の地頭である波木井実長の招きで山梨県の身延山に入り、身延山久遠寺を開山しました。建治元(1275)年6月『撰時抄』を述作します。建治2(1276)年、師の道善房が入滅し、7月21日、墓前に『報恩抄』を棒読しました。弘安4(1281)年11月、久遠寺に十間四面の大堂が建立されました。<< 戻る