長谷寺(ちょうこくじ) だてめがね
金剛山長谷寺は新義真言宗豊山(ぶざん)派に属し昔時(せきじ)より中本寺常法談林所と称し、学問修養の道場とされ、伊達西根、東根66郷、小手の庄21郷の惣本寺としての寺格をもち、真言宗の本郡本寺でありました。本尊は五智如来です。慶応2年3月20日の保原町大火により一切を焼失し、翌慶応3年6月再建しました。明治8年当山伽藍を保原小学校舎に使用しましたが、同9年1月31日または失火により焼失、明治16年より本堂再建18年6月入仏式を挙行しました。本寺山門は元代官所保原陣屋の門を明治16年寄付せられたもので、老朽甚だしく昭和61年従前通りに建替えたものです。山門左の高所は前山古墳といわれていますが、その...