・新長谷寺 真言宗豊山派 茨城県結城郡八千代町八町149
新長谷寺は、鎌倉時代貞永元年(1232年)に結城朝光によって建立されたと伝えられるが、その後兵乱で堂宇を焼失している。現在の観音堂は、江戸時代の享保21年(1736年)に上棟されたもので、寄棟造銅板葺、桁行3間、梁間3間(11.13m)、高欄附回縁のある欅造(一部樅・檜・杉)の建造物である。
この観音堂は、当時常総地方で建立された真言宗寺院の基準作例として貴重な建造物であり、しかも建造過程や仕様を詳細に記録した2枚の板や棟札が残されており県内でも他に類例をみないものである。(リンク先より)
<< 戻る