・興栄山 善龍寺 日蓮宗 東京都八王子市元本郷町1-1-9
当山の開基はいまから530年ほど前、室町時代の長享元年(1487)に遡ります。北条早雲が小田原城を手に入れるなど、戦国大名たちが群雄割拠する戦乱の時代でした。この年に、池上本門寺・比企谷妙本寺両山第8世の大運阿闍梨日調上人(1428~1501)が、関東武州八王子において巡錫を行いました。その時に、八王子滝山城下にあった真言寺の住職と法論となり、数日間の論争の末に日調上人の教説の高さと人徳に感服した住職は、すすんで日蓮宗に改宗したのです。この住職が、当山の開基となった本妙院日英上人で、当時77歳の高齢でした。日英上人はさっそくに寺号を改めて、両山の山号である長興山(鎌倉)と長栄山(池上)の二字を採って、興栄山善龍寺としました。(リンク先より)
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