「 ホウユウの勉強部屋 」 一覧

悟りとは気づくこと、ではなにに気づくのか―余語翠厳(曹洞宗 正伝の仏法)

  ・・・余語という曹洞宗の高僧は、こんなことをいっている。 「悟りとは難しいことではない。気づくことだけだ。なんに気づくのか。それは、気づいても気づかなくとも変わらない事実に気づくことであ ...

ナムアミダブツには敵いません(曹洞宗 正伝の仏法)

  ・・・母にも「なむしゃかむにぶつ(南無釋迦牟尼佛)」と唱えるように教えますが、どうも難しいようですから「ナムアミダブツ(南無阿弥陀仏)」はどうか、と聞きますと、いとも簡単に「ナムアミダブ ...

「こころの時代」で放映されたものより(曹洞宗 正伝の仏法)

  ・・・僧堂にお迎えする師家として、余語老師とのお出会いがあって、で、余語翠巖老師は大雄山最乗寺の山主でいらっしゃいましたね。その余語老師に御出会いして25年間でしたが、尼僧堂の堂長として ...

【第10話】1円を笑うものは1円に泣く

現代社会を生きる上で、お金はなくてはならないものです。お金がない時代であれば、石斧などの道具、肉や果実などの食べ物がなくてはならないものでした。余ったものを交換したり、その土地にしかないものを旅先で交 ...

【第9話】子育てと修行は似ている

子育てで注意しなければいけないことは、いくらでもあると思いますが、子どもの年齢や成長具合によって気をつけることも変わってきます。産まれてから小学校に入る前までは、特に手が掛かる時期と言えるでしょう。 ...

【第8話】板橋興宗禅師が示してくれた教え・なんまんだぶ・ありがとさん・遺偈

今回は7月5日に94歳でお亡くなりになられた板橋興宗禅師について話したいと思います。私が大学で仏教学を勉強している時、お寺生まれの学生と共に、どのお寺で修行したいか話したことがあります。ある学生が「板 ...

【第7話】あなたを変える目標の立て方

小中学校の義務教育が終われば、高校に進学したり、専門学校で専門的なことを学んだり、就職してその道を実践したり、様々な可能性に溢れている時期です。だからこそ、自分で進路を決めて進まなければなりません。 ...

板橋興宗禅師遷化の報を聞いて(曹洞宗 正伝の仏法)

板橋興宗禅師が2020年7月5日、遷化されました。 私は直接話したことはないのですが、一度、總持寺祖院でお目にかかっています。私が内弟子で学んでいた師匠から聞いたり、書籍から間接的に学んだり、動画で見 ...

【第6話】空間~狭まったり、広まったり

「起きて半畳、寝て一畳」。これは禅寺などでの修行僧の生活を端的に表しています。実際はどうかというと、私も坐禅堂で寝る生活をしていましたが、そこでは確かにそのような生活を今でも守っています。 早朝、振鈴 ...

【第5話】記憶~人間は不完全な生き物

子育てをするようになってからメモを取る習慣ができました。いつ何をしたか、食事、排せつ、昼寝などなどを記録するためでした。正直なところ、子どもが落ち着いた頃に一旦メモ取りを止めたこともありますが、現在は ...

【第4話】意識~感謝の気持ちや畏敬の念を持つ時間を作る

今朝、窓を開けると山がはっきりと見えました。曇りではあるものの、山の描線がはっきりと見えます。連日、曇りや雨が続いていたので、ありがたい気持ちになりました。 私は意識して毎日、自然を感じるようにしてい ...

【第3話】自分~煩わしいことを取り除くことができたら

どんな自分でいたいのか、どんな自分になりたいのか、自分のことは自分が一番よく知っているつもりでも、実際の姿をよく知っているのは周りの人たちかもしれない。 本当はどんな性格なのか、どうなればやる気を出せ ...

【第2話】変換~分かりやすく伝える工夫

マンガを原作としてテレビドラマや映画にすることはよくあります。あの俳優さん、はまり役だなとか、マンガもドラマも別物として楽しめるとか、相乗効果が生まれるのも特徴です。マンガだから出来る表現もあれば、マ ...

【第1話】縁起~原因をつくることで、結果は変わる~

お寺や仏教に関わる人は数多くいると思いますが、私の場合「お坊さんとして勉強してみないか」とスカウトされたのがお寺の世界に入る切っ掛けでした。一般家庭で生まれ育ち、中学生の頃、母親の知り合いのお坊さんに ...

自分の凡夫判断、世間そろばんにて、是非をきめることでなくお任せすること(曹洞宗 正伝の仏法)

お互に自分達の願いの中味を吟味して見ると、わがままなことが多いものである。ある基教信者の述懐をきいたことがある。その人は関東大震災にあって、非常な苦しみを味わった時に、何故こんな苦しみにあわねばならぬ ...

無一物(曹洞宗 正伝の仏法)

私は自分の幼少の頃をふり返って見る。三河の山寺で生まれた私は、五歳のとき父を失った。後住が来て、母は寺を去るように、私は寺の小僧になるようにとの事であったが、母としてはその申し出をきくわけに行かず、私 ...

貸家と唐様に書く三代目(曹洞宗 正伝の仏法)

昔の川柳に「貸家(かしいえ)と唐様(からよう)に書く三代目」と云うのがある。蛇足の解説を加えて見よう。初代は無一物から、身体一つで鋭々努力して産をなした人である。その身代を継いで二代目は実直に事業を守 ...

自分のことは自分でする(曹洞宗 正伝の仏法)

昨夜、元總持寺貫主の板橋興宗禅師が夢に出てきた。目が覚める思いというか、本当に目が覚めた。どういうわけか空から見下ろしていると、どこかの寺の山門で禅師ともう一人の僧が話している。そんな光景を有難く見て ...

クシナガラ涅槃苑(曹洞宗 正伝の仏法)

お師匠(水野梅秀)さんは1970年前後にインドの仏跡を巡拝して大変感動したと何度も語っていました。それ以来、30人から100人の人たちを連れて毎年インドに行くようになったのですが、何故、そんな多くの人 ...

明治44年(1911年)11月5日 曹洞宗大本山總持寺御移転(曹洞宗 正伝の仏法)

明治44年(1911年)11月5日に曹洞宗大本山總持寺が能登の總持寺祖院から神奈川県横浜市の鶴見に移転した時の中心人物の一人として總持寺監院を務めた黒田鉄巌師が挙げられる。大本山總持寺は能登にあって古 ...

総持寺監院黒田鉄巌黄衣特許ノ件(曹洞宗 正伝の仏法)

宗報の法規令達の総目録 総持寺監院黒田鉄巌黄衣特許ノ件 昭和3年9月17日(リンク先より) ・総持寺監院黒田鉄巌黄衣特許ノ件(曹洞宗 正伝の仏法)

感謝を忘れず真人になる(曹洞宗 正伝の仏法)

曹洞宗大本山總持寺教育機関である総持学園の90周年を記念する冊子「感謝を忘れず真人になる」には、その歴史が記載されています。関東大震災の翌年の大13(1924)年に、大本山總持寺御開山瑩山禅師600回 ...

食べていることが自分のいのちの歩み(曹洞宗 正伝の仏法)

1日に朝・昼・晩の3食を食事の機会とするのが日本の定番です。料理をしたり、食べに行ったり、1日に3回は食べるために動いている人が多いはずです。1食でも食べずにいるとお腹が減ってしまい、人は食べなければ ...

阪神淡路大震災でお寺が傾く(曹洞宗 正伝の仏法)

阪神淡路大震災は兵庫県南部で1995年(平成7年)1月17日5時46分に起きました。お師匠(水野梅秀)さんはその当時、宝塚市仏教会の会長をしていました。宝塚市というのはまさに兵庫県南部ですから、お師匠 ...

第三分科会「平和・人権・憲法」講演(2005年)(曹洞宗 正伝の仏法)

晩年のお師匠さんの講演内容をまとめた文章を掲載します。第三分科会「平和・人権・憲法」講演(2005年)資料より何回かに分けて記事にしましたが、一覧にしておいたので、興味があるところから読んでみてくださ ...

子どもの人権を奪っています(曹洞宗 正伝の仏法)

物乞いは、若干減ったかと思われます。日本人の観光客がいくところは大都会であり、観光地です。日本人が行く所はちゃんと情報が入っていますから、並んでお金をせびったりして稼いでいます。今おっしゃったように、 ...

「ただのところがいい」と言っても、そういう学校に行かなくなる(曹洞宗 正伝の仏法)

公立学校は授業料がただで、そこへは自由に入れるんですが、村に1校しか作らないんですね。そうすると生徒は遠隔の地からも通わなくてはいけない。先生も、校長先生ひとりと1年生、2年生、3年生、4年生、5年生 ...

どんな人でも教育を受ける権利がある(曹洞宗 正伝の仏法)

もうひとつ、ボランティア活動でも、戦争、災害などに対する救援活動は目立つんです。税金も出しやすい。しかし、教育というのは緊急性がなくても必要なんです。そういうところには政府もあまりお金を出しません。民 ...

旅行中、バスで見るのは幹線道路からの景色で、表面しか見えません(曹洞宗 正伝の仏法)

当時の学校の建物はわらぶき屋根でした。6月、7月は大雨なんです。勉強なんかできません。5月、6月は猛暑です。このようなことで勉強を中断させたくない。まず、校舎を作らなければいけないと思ったんです。旅行 ...

この子たちにもっと良いものをあげよう。それは教育だ(曹洞宗 正伝の仏法)

インドの人に、「インドにカーストはありますか」と聞くと、必ず「昔、あったけれども今はありません。田舎には残っています」という答えが返ってきます。しかし、現在でもカースト制によって職業が決められています ...

人間の幸せはどこにあるか。貧困だから不幸せだとは思えません(曹洞宗 正伝の仏法)

インドというと、金持ちと貧困者が多い国だと思われるでしょうが、私はインドで金持ちに接する機会がありません。特に農村においては貧困な家庭がいっぱいありますが、子どもたちの顔をみていると決して不幸な顔をし ...

苦しい者が立ち上がってこそ、平等、差別がなくなる(曹洞宗 正伝の仏法)

私は11歳から禅寺に弟子入りをして、そこで師匠から教えられたこと、そしてインドに何回も行き、会報に書いた通り、釈尊に対して何か恩返しをしなくてはいけないということで始めたのがこのインドマイトリの会です ...



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