「 法話便り 」 一覧

継続は力なり

緑豊かな、良い季節になりました。 子供達は、学年やクラスが変わって二ヶ月経ち、新しい生活に慣れてきたことでしょう。ランドセルを背負った一年生も板についてきたように見えます。(リンク先より) ・継続は力 ...

第2話 自力のかたち その2 竹橋太(北海道教区 法圓寺副住職)

「私に生きている価値はあるのでしょうか」、こういう問いがあります。ここには大きな誤解があります。それこそが人間であるという病い、つまり自力に基づいているのです。私を見ている私がいるのです。(リンク先よ ...

闇雲にエコを唱える前にまず日常から

このところ巷では、「エコ エコ」とよく耳にいたします。エコバッグ、エコ減税、エコポイント、これだけ毎日毎日耳にしていると、一体エコとは何ぞや?という疑問がわいてきたりします。(リンク先より) ・闇雲に ...

第1話 自力のかたち その1 竹橋太(北海道教区 法圓寺副住職)

「言葉で言いあらわせるもの」たとえば「私」や「あなた」、「あみださま」、「すくい」などと言い表されているものはない、ということが他力が示す大切な意味である、と師である法然さまがおっしゃっていらっしゃい ...

ぼやぼやしてられない

若い時には早く大人になりたいと思い、時の早さを感じる事など無く、今この年になって振りかえると、あっという間であるという事は誰しもが思い、一年一年さらにその早さは増してくる。(リンク先より) ・ぼやぼや ...

第6話 今、いのちがあなたを生きている 玉光順正(山陽教区 光明寺住職)

『歎異抄』の終わりに突然出てくる1207年の承元の法難の記録、そこには「法然聖人他力本願念仏宗を興行す」と述べられています。それは当時、法然上人、親鸞聖人たちの集団が人々から「他力本願念仏宗」と呼ばれ ...

思いやりのある心づかいで

皆さま、思いやりのある心づかいで親切にしていただくと、うれしくて、感謝の気持ちで心温まりますよね。 思いやり、心づかいとは、感謝をされたい、お礼を言われたいから、とすることではございませんよね。(リン ...

第5話 今、いのちがあなたを生きている 玉光順正(山陽教区 光明寺住職)

例えば、いのちを大切にしましょうという言葉はよく聞きますが、その内容についてはほとんど聞くことがありません。勿論ただ長生きをしましょうということでもないと思われます。何故なら、長生きをした人を、あの人 ...

人の心には、いつも桜が咲いています

私のお寺の境内には、八重桜の木が十数本植えられています。毎年五月の中頃から、終わりにかけて、満開を迎えます。もう何十年も満開の桜が咲き誇り、やがて風に吹かれて大地に舞い落ち、境内をきれいなピンク色に染 ...

第4話 今、いのちがあなたを生きている 玉光順正(山陽教区 光明寺住職)

誰かが言うように「今、ここ、自分」のその合計が自分の一生ということになるわけです。勿論その通りですが、そのように言ってしまうとどうしても関係性ということが見えなくなってしまい、刹那的になってしまう危険 ...

お蔭さまとご縁を受け止めさせていただく

「この目で見た、この耳で聞いた、間違えない」と言い聞かせ、自分の都合勝手な独り善がりの世界を広げていませんか。 ある方は「世の中の活動は、見えない糸の繋がりだ」という。(リンク先より) ・お蔭さまとご ...

第3話 今、いのちがあなたを生きている 玉光順正(山陽教区 光明寺住職)

親鸞聖人は同じ「教行信証」の中で「それ、真実の教を顕さば、すなわち『大無量寿経』これなり」と言われています。真実の教とは大無量寿経なんだと言われています。これをもって、大無量寿経だけが真実の教であって ...

自分のなにげない行動が世界を変える力となる

ちょうどこの時期、福井県の曹洞宗大本山永平寺では、たくさんの檀信徒の皆様と、僧侶が集い、仏さまとのご縁を結ぶ、年に一度の大法要が営まれております。(リンク先より) ・自分のなにげない行動が世界を変える ...

第2話 今、いのちがあなたを生きている 玉光順正(山陽教区 光明寺住職)

仏教徒である限り、誰もが従うこととして三帰依ということがあります。「帰依仏、帰依法、帰依僧」。お釈迦さま、釈尊以来、全ての仏教徒は三宝に帰依するということを、生活の中心においています。(リンク先より) ...

親孝行、したい時には親はなし

お釈迦さまのおかあさんは、お釈迦さまをお産みになられた後、産後の肥立が悪く、七日後に亡くなってしまいました。今も昔も、女性にとって出産というのは大変なことであります。(リンク先より) ・親孝行、したい ...

第1話 今、いのちがあなたを生きている 玉光順正(山陽教区 光明寺住職)

親鸞聖人の書かれた「教行信証」の中に、「大無量寿経真実之教浄土真宗」という表現があります。浄土真宗を真実の教(おしえ)と言われるのであります。勿論、浄土真宗以外の他の宗教、宗派でもそれぞれ自分の宗教、 ...

切に思うことは必ずとぐるなり

この四月から新しい職場に就職の決まった方は、大きな期待と少しの不安を抱えて仕事に励んでいることでしょう。就職、それは自分が社会に尽くすプロとしての第一歩です。(リンク先より) ・切に思うことは必ずとぐ ...

第6話 今、いのちがあなたを生きている 尾畑 文正(三重教区 泉称寺住職)

親鸞聖人の著された和讚、和讚とは、「やわらぎほめる」という言葉通りに、漢文ではなく仮名交じりの大和言葉で書かれた歌です。その和讚に「釈迦如来かくれましまして/2千余年になりたまう/正像の二時はおわりに ...

第5話 今、いのちがあなたを生きている 尾畑 文正(三重教区 泉称寺住職)

かつて、世界で最初に宇宙飛行士となった旧ソビエト連邦のユージン・ガガーリンはその時の感動を「地球は青かった」と言いました。彼は国境もない、民族、人種の違いもない、地球という名の一つの世界を見たのでしょ ...

春は【出会いと別れの季節】

この季節を迎えると不思議に、かってローカル線の汽車の中での、幾度か転勤を繰り返し、定年退職を迎えたに見える御夫婦の姿と会話を思い出します。(リンク先より) ・春は【出会いと別れの季節】

第4話 今、いのちがあなたを生きている 尾畑 文正(三重教区 泉称寺住職)

このスマトラ沖地震の津波で、海岸部を中心にして20数万人が犠牲になったと聞きます。本当に心塞がれる思いです。スマトラ沖から遠く離れたスリランカの海岸部にも津波は大変な被害をもたらしました。私にはスリラ ...

ご先祖さまと強い絆で結ばれている私たち

今日は春のお彼岸の三日目になりました。冬の長かった北海道のこの地も、ようやく春になって雪解け水が沢を満たし、木々に大地に潤いをもたらすようになりました。(リンク先より) ・ご先祖さまと強い絆で結ばれて ...

第3話 今、いのちがあなたを生きている 尾畑 文正(三重教区 泉称寺住職)

変わったのは私の身体だけではありません。私を取り巻く風景もすっかり変わってしまいました。故郷の白砂の美しい海岸もすっかり埋め立てられ、今は近代的工場の群れです。「我は海の子、白波の」と唄われるに相応し ...

相手の立場に自分を置き換えて考えること

道元さまは、人にものを言う時には、その言葉が御仏の教えであるか?その人の幸せとなるか?今言うべきなのか?と三度考えた後相手の幸せを願って言いなさい、と説かれました。(リンク先より) ・相手の立場に自分 ...

第2話 今、いのちがあなたを生きている 尾畑 文正(三重教区 泉称寺住職)

ピピ島は俳優として有名なレオナルド・ディカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」の撮影現場になったところです。私は急遽仕事が入ったために、当日ピピ島には行けなくて、津波被害には遭いませんでした。だから、今回の ...

戦争のない世界が一日も早く訪れることを

ブラジルのサンパウロ、曹洞宗大本山別院、佛心寺、開教五十周年のお祝いの法要に参加して、その帰りにニューヨークに寄りました。なんとあの有名な五人組「スマップ」がブロードウェイに全員集合したのと、ちょうど ...

第1話 今、いのちがあなたを生きている 尾畑 文正(三重教区 泉称寺住職)

先月、昨年の新潟県中越地震で、大きな被害を受けた山古志村近くで、真宗大谷派主催の研修会がありました。震災から何が問われているのか。被災者、そして、ボランティアの方から現地で学ぶ研修会です。(リンク先よ ...

今という瞬間にしか存在しない、かけがえのない生命

厳しかった寒さの季節も、ようやく峠をこえようとしています。凍てついた北海道の冬の夜、私はたびたび澄み切ったえりもの空を眺め、星の輝きに魅せられました。(リンク先より) ・今という瞬間にしか存在しない、 ...

第6話「いのちの声」黒田 進(長浜教区 満立寺住職)

「ごえんさん、あのな、年寄りは漬物石みたいなもんなんや。何にもしなくても、ドンとすわっているだけでいいんや。年をとった人はな、生きているだけですごいことなんや。」もう亡くなって随分になるのですが、この ...

この世界は美しいものだし、人間のいのちはすばらしいものだ

お釈迦様は今から2600年前に80歳でお亡くなりになられました。 80歳を迎え、自分の最後もそう遠くはない、そう感じられたのでしょう。自分の生まれ育った地にて最後を迎えたいと、当時住まわれていたラージ ...

ささやかな「幸せ」

家族団らんの時間がない、趣味にさく時間がない、もう何年も旅に出たことがない、気が置けない友達はそれぞれ忙しい、うちには仏壇がないなど、心に平穏を感じることが今は難しい時代と言えるのかも知れません。(リ ...

第5話「「いのち」ということ その2」黒田 進(長浜教区 満立寺住職)

これは私の30代の頃のことですが、高史明(コサミョン)という先生のお話を聞きました。この方は在日コリアンの方ですが、小説家で親鸞聖人の教えを深くいただいている方です。(リンク先より) ・第5話「「いの ...



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