【仏教用語/人物集 索引】

最初の万燈万華会

投稿日:0832年1月1日 更新日:

天長9(832)年8月22日、高野山において最初の万燈万華会(まんどうまんげえ)を修しました。

萬燈萬華会(略して萬燈会)は、多くの灯明と多くの華を仏さまに供養し、人々の望みが叶うよう祈る法要です。例えば、突然の停電で暗くなると不安に襲われますが、懐中電灯をつけるとか、ロウソクに火を灯せば、ホッと安心するはずです。光のもたらすこうした効能から、灯明を物事の真実を見極める仏さまの智恵のシンボルとし、また我がいのちを燃やして周囲に幸せを及ぼす、仏さまの働きの象徴としました。

一方、自然の中に育つ草木は、厳しい気候の変化に耐え抜いて、美しい花を咲かせます。そこで花は、苦難に負けずに耐え抜く力(忍辱=にんにく)の象徴とされました。お大師さまがこの萬燈会をお始めになったとき、ご自分もまた仏さまの働きを続けて、人々の幸せを護り抜くとの誓いをお立てになりました。現代に生きる私たちもまた、世のため人のため、少しでもこのいのちを生かせればと願います。

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