合掌(がっしょう)

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合掌とは、インド起源の礼拝の仕草で梵語では「アンジャリ」といいます。左右両方の手のひらを胸または顔の前で合わせて相手に敬意を示すときの仕草です。右手は仏を象徴し、清らかなものや知恵を表します。左手は自身を含めた衆生(しゅじょう)を象徴し、清らかなものを求める行動力を表します。両手を合わせることにより、どちらもあることでこの世界が成り立っていることや仏への帰依を示すとされます。

インドでは現在も挨拶の際に合掌し「ナマステ」もしくは「ナマスカール」と言います。「南無阿弥陀仏」や「南無釈迦牟尼仏」と唱える「南無」は「ナマステ」と同じ語源なのも面白いところです。「南無」は敬意を示す言葉なのです。

日本では挨拶の際に一般の方は合掌はしませんが、お坊さんは合掌します。ご飯を食べる時には合掌して「いただきます」、誰かに謝るときには合掌して「ごめんなさい」、仏を含めて尊いものを見たり感じたりしたときにも合掌します。

道を歩いているとき、信号で止まった車に知らないお坊さんが乗っていて目が合うと、自然とお互い合掌したことや、普通の服を着て歩いているときに見知らぬ高齢の女性に立ち止まられ頭を下げ合掌されたことや、近所の浄土真宗のお坊さんと飲食店で会ったので合掌すると「合掌すんな、そんなんええから」と拒絶されたことや、合掌についての想い出は多いです。

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