あなたを変える笑顔のポイント

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笑顔を見ると元気をもらえるようで嬉しくなります。話している相手に時おり笑顔が見えると、分かり合えている気もします。赤ちゃんが笑ったり、ペットが笑っているように見えたり、笑いは癒しだと思います。

楽しい時、嬉しい時、素直に笑い、微笑めばいいのですが、どうも人という動物は素直じゃない生き物です。

電車に乗っていると、スマホを見ている方が多いのですが、ある男性が座席でスマホを見て微笑んでいたようなのです。それを偶然、立って見ていた男性が腹を立て、「お前、甲子園の高校球児が歯を食いしばって頑張ってる姿を見たことあるだろ!」「ヘラヘラした顔が気に食わん!」と見ず知らずの人に向かって言いがかりをつけていたのでした。

言い合いになり、次の駅でその二人が降りたところ、駅員さんの介入もあったようでしたが、その後どうなったかは分かりません。笑いは不快を生む場合もあるのかと思い、気をつけようと思いました。客観的に見ると、言いがかりを吹っ掛けた側は、「何で俺が立ってなきゃいけないんだ」とか、問題になった表情以外にも、様々な要因があったのかもしれません。

私は修行中、笑ってしまうくらい大変なことが多くありました。睡眠時間が殆どないとか、食事をとる時間がないとか。ただ、余裕もなく、頑張っているつもりでも、同僚から「必死さが伝わってこない」「笑うな」という指摘を受けたことが何度かあります。

大変さを回避するための自己防衛の笑いはあると思うのですが、自分に余裕がない時に他人が笑っていたり、余裕な顔でいるのを不快に思う人も確かにいるのです。しかし、そうやって嫌な役を買い、アドバイスを伝えてくれる仲間がいて感謝しました。

マルチに活躍されている松岡修造さんや女優の石田ゆり子さんは、その1日がどんな日であっても、寝る時には笑顔や微笑みを作って寝るそうです。そうすることによって、ポジティブな感情にもなり、感謝して、あれこれ考えずにとにかく眠ること。結果、睡眠時間も増え、健康や美容にも良いというのは納得です。

イギリスの心理学者であるリチャード・ワイズマン博士が提唱する「鏡の前で笑顔を作るエクササイズ」は、鏡の前で笑顔を作り20秒間キープすることを毎日続けます。人の脳は行動と気持ちが一致するように、どちらかを変えようとすることから、笑顔に見合うように心を変えさせるという手法です。

心が変われば、考え方が変わり、行動が変わり、他人からの見られ方も変わるかもしれません。笑顔を意識して作るということが原因になり、本当に幸せな結果につながるという方法でした。

破顔微笑という四字熟語をご存知でしょうか?『故事ことわざの辞典』によると、「相手の言わんとすることについて心中に悟るところがあり、にっこり笑うこと。【同義語】拈華微笑。」と説明されています。お釈迦様が大勢の前で説法している時、捧げられた華を手にして、ねんじたところ、弟子の摩訶迦葉だけはその意味が分かり、顔を和らげて微笑んだという故事から来ています。

この故事から感じることは、微笑みは共感の表情なのだろうなということです。言葉で表現できないことを表情で返すというのは素敵なことだと思います。だからと言って、分からないのに無理に微笑む必要はないはずです。

見ず知らずの他人の微笑みであっても、微笑みで返せるくらいの余裕は出来たでしょうか?どんな自分でいたいのかを考えた時、笑いや微笑みを意識してみるのも良いかもしれません。

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