しめ飾り

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しめ飾りには地方によって意味合いに若干の違いがありますが、お寺で聞いたところでは、年神を迎えるものだということです。毎年正月に年神が家々にやってくる来方神というもので、お正月様や恵方神、大年神などの名前で呼ばれています。

「年」は稲の実りを指し、穀物神を表しています。日本で稲作や農耕作業が発達するにつれて、年の始めにその年の豊作が祈念されるようになりました。旧暦では年の初めは春でしたから、農家にとっては農作業を始める重要な時期です。それが年神を祭る行事となって現在でも飾り付けをする習慣が残っています。

藁の縄は神社の結界にも使われていますし、稲作をする民族としてお米の収穫に感謝して、次の豊作を期待するものです。写真の飾りには稲穂もついていますね。
その他の飾りについては…
(だいだい)…子孫が代々続いて繁栄するように願うものです。
(ウラジロ)…白髪になるまでの長寿を。また、裏表の無いように願います。
このような縁起もので飾り付けすることにより、尚一層、新年がめでたいものとなっています。

また、しめ飾りを飾るのはいつからなのか色んな言い伝えがあるようですが、12月26~28日、30日に飾ることが多いようです。12月29日に飾るのは「二重苦」、12月31日に飾るのは「一日飾り」で避けられています。片付ける日は、1月7日に行うということが一般的です。これも地域により違うことがあるので注意しなければいけませんが、1月15日の小正月に片付ける所も多いようです。

地域でどんと祭りが行われ場合は、そこで燃やします。ゴミとして捨てるのは抵抗があると思いますので、地域の催しや、神社仏閣などの情報を得るのがいいと思います。どんと祭りは左義長やドント焼き、婿投げ・墨塗りなど、地域により意味合い、名称が異なるようです。wikipediaでは「どんと祭(どんとさい)は、宮城県を中心に呼ばれる祭りの呼称である。」と記入されていますが、私が育った兵庫県でも「どんと祭」です。

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